====
《こんな人におすすめ》
✓モチベーションが上がらない
✓やらなきゃと頭で分かっていても、行動に移せない
====
仕事や勉強、家事など「やらなきゃと分かっていても、動くのがめんどう...」なんて状況、ありませんか? 私は昔、面倒なことを後回しにしてしまう癖がありました。
ただ、この習慣が続いてしまうと、自分の生活に対する積極性を大きく削いでしまい、いわゆる「死んだ目をした魚」状態になってしまいます。なぜなら、人は仕事を通じて、物事を前に進め、成功し、問題や作業を乗り越えるたびに自己効力感が強くなるからです。
面倒なことを乗り越えなければ、自分には望む目標を達成するために求められる作業をプランニングし、実行する能力があると感じることはできません。
そこで今回は、モチベーションを上げて、行動力を高めるコツについてご紹介します。
一流アスリートが大事にするたった一つの習慣とは?
オリンピックの水泳で28個のメダルを獲得したマイケル・フェルプス選手は、試合前にいつも同じ行動をとることで有名でした。
レースの2時間前にストレッチをして、それからプールで45分のウォーミングアップを行った後、本番までヒップホップを聴いて過ごすそうです。
これに対して、コーチのボブ・ボーマンは、これらの行動について「レース前のささいな行動が勝利の感覚を与えてくれる」と表現しています。ストレッチやウォームアップを終えるたびに確実な達成感を得ることができるそうです。
モチベーションを上げる”進捗”の力
モチベーションを上げる要素は何なのか、それはずばり進捗です。つまり、物事が前に進んでいるという感覚です。例えば先ほどのマイケル・フェルプス選手の例でも、「小さな達成」の重要性は明らかでした。
また、科学の世界での「小さな達成」が仕事のモチベーションを左右することが分かっています。
ハーバード大学が行った調査では、7つの会社から238人のビジネスマンを集め、全員のパフォーマンスの変動を12000時間にわたって記録しました。そこで分かった仕事を高める最大の要素とは、「モチベーションが最も高まるのは、少しでも仕事が前に進んでいるとき」でした。
このように、小さな達成で私たちのモチベーションは高まります。
もっと身近な例では、コロンビア大学の実験があります。被験者たちは「特定のカフェで使えるスタンプカード」を渡され、次の2つのパターンで自由にコーヒーを買うように指示されました。
①「コーヒーを10杯買えば無料で1杯サービス」と書かれたスタンプカードを渡す
②「コーヒーを12杯買えば無料で1杯サービス」と書かれたスタンプカードを渡す。ただ、すでに2つのスタンプが押してある
要するに、どちらのパターンでもコーヒーを10杯買わなければ無料のサービスは受けられない点は同じです。普通に考えれば、すべての被験者が同じようにカフェに通うはずですが、結果は大きく異なりました。
「コーヒーを12杯買えば1杯サービス」のカードを渡されたグループの方が、スタンプが貯まるスピードが3倍も速かったのです。 この現象を「前進の錯覚」と言うそうです。
「面倒だけど行動しないと」というときはこの”前身の錯覚”を使って自分自身をだましてみると良いですね。
例えば私は、一日の初めは簡単にできるこから始めるようにしています。 歯を磨いて寝癖を直して着替えて、それから読書をしてブログを書くのようにしています。
そうすることで、いきなりブログを書くのは、行動のハードルが高くなりますので、歯磨きなどすぐにできることから取り組み、一日の初めに達成感を味わえるようにしています。
✓モチベーションが上がらない
✓やらなきゃと頭で分かっていても、行動に移せない
という方、「前進の錯覚」ぜひ試してみてください!
=======
《5分でマネできる生活に役立つ豆知識》
年間120冊の読書を通じて学んだ、生活を効率的にする科学的根拠のあるテクニックを発信中☘
・記事配信
・音声配信
《広告・キャッチコピーを英語化します》
TOEIC915点×大手広告代理店のプロが広告を英語化! 広告・キャッチコピーを英語化します
0コメント