【人が割引に弱い理由】無駄な消費を防ぐ節約術

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《こんな人におすすめ》

✓お金がなかなか貯まらない

✓お金の無駄遣いを減らして、自己投資に回したい!

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お金ってついつい無駄遣いしてしまいませんか?例えば「このくらいなら良いか...」とペットボトルの飲み物を買ってしまったり... 。もしそれが本当に必要なものだったり、自分の将来に向けた美容や勉強へのいわゆる自己投資であれば良いですが、ただの消費はもったいないと感じませんか?


今回は、人がなぜお金の無駄遣いをしてしまうのかを解説し、無駄遣いを防ぐ方法をご紹介します。 


 アンカリング効果と値段

人がお金の無駄遣いをしてしまう原因に「アンカリング効果」という心理的な錯覚があります。

このアンカリング効果とは、最初に与えられた数字(アンカー)を基準に考えることで、その後に提示された別の数字への認識が異なるという現象です。


例えば、次の2つの文章を読んで、数字を連想してみてください。


①ガンジーは亡くなった時、140歳より上だったか下だったか、年齢を想像してみてください。

②ガンジーは亡くなった時、9歳より上だったか下だったか、年齢を想像してみてください。


既にお気付きの方もいるかもしれませんが、これはアンカリング効果を確かめた実験でした。実際の実験では①の質問に対する答えの平均は67歳でした


 一方、②の質問に対する答えは、平均50歳でした。


正確には、ガンジーが亡くなった年齢は78歳です。この正確な年齢を知っていた人はかなり少ないかと思いますが、そのなかで、先に140という数字が出てくるのか、9という数字が出てくるのかで、答えの平均数値が大きくなったり、小さくなったりしてしまいました。


これがまさにアンカリング効果です。


さらに気になる調査があります。この調査の参加者は2つのグループに分けられ、レストランに行きます。その後、どちらのレストランの方がより高い食事代を出してよいか、質問されました。


1つ目のグループが行くレストランの名前は、”スタジオ19”、

2つ目のグループのレストランは”スタジオ97”。


結果は、2つ目のグループの方がより高額なお金を出してもよい、という結果になりました。


このように、人は事前により大きな数字を見ると、次に見る数字を実際より小さく感じる習慣を持っています。


身近な例でしたら、1万円の洋服の20%オフで8千円になっていたら、安く感じて買ってしまう。そして後から家に帰って「何も買うつもりがなかったけど、買ってしまった」なんてことないでしょうか。


これが、無駄遣いをしてしまうメカニズムです。


無駄遣いを防ぐ方法


無駄遣いを防ぐ方法は「値段を見る前に、自分で値付けをする」ことです。


これはどういうことかというと、例えば古本屋に行ったシーンを想像してみてください。


そこには3万円の古本が置いてありました。おそらく普通の人であれば、古本に3万円を出す人はいないでしょう。しかし、この本が平安時代に書かれた超名作で既に絶版になっていたとします。


そして、歴史学者の人がこの本を見たとしたら「10万円出してでも買いたい!」と思うでしょう。その後、値札を見て3万円、超お手頃価格なので、即購入するはずです。


このように、そのものの価値は価格によって決まるのではなく、自分がどれだけそのものに価値を感じるかで決まります。


なので、値段を見る前に、自分で値付けをしてみてください。 ちなみに私は、自分でそれを買う価値を説明できないものしか買わないようにしています。


そうすることで年間150万を貯蓄に回すことができましたし、年間120冊の本を読む余力も出来ました。


✓お金がなかなか貯まらない

✓お金の無駄遣いを減らして、自己投資に回したい!


という方、ぜひ試してみてください!


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