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《こんな人におすすめ》
✓自信が持てない...
✓こんな自分で良いのか...
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(※今回の記事を音声で楽しみたい方はこちらの”#14”を↓)
私は幼少期にいじめられていた経験から、自分のやることなどに自信を持てず、心配性な性格です。しかし、自己評価と収入の関係について調べてみると、自信度と収入にプラスの相関があることが分かりました。
確かに、起業家などに自信がなさそうな人ってあまりいなさそうですし、どちらかというと自信満々なイメージですよね。
とは言っても、明日から急に自信家な性格にすることはできません。
そこで今回は、この自信がないことをどうやったら生かせるかについて調べてみました。
①自信がないことのメリット
②自信が少ないことの活かし方 についてまとめてみましたので、ご紹介させてください。
「自信を持て」は正しいのか
先ほどもお伝えしたように、自信を持つことのメリットはたくさんあります。実際に、自信度と収入にプラスの相関があることも分かりました。
しかし、自信を持ちすぎてしまうことは大きな弊害をもたらすことも分かっています。この弊害の一つに、「ダニング=クルーガー効果」というものがあります。これは何かというと、能力の低い人ほど、自分の能力を過大評価してしまうという現象のことです。
例えば、素人のマジシャンが「大したことないな」と思うマジックでも、プロのマジシャンが見たらそのマジックが非常に難しいことが分かったり、プロのコメディアンは僕のような素人とは違うところに目をつけて芸を評価します。
このように、ある分野で知識があるほど適切に評価ができますし、知識がない人ほど物事を過小評価する傾向にあるのです。知識がないのに自信を持ちすぎてしまった結果、このダニング=クルーガー効果に陥ってしまいます。
これに対して、一般的には悪いとされる「自信がないこと」には、実はいろんなメリットがあることが分かっています。
自信が少ないことのメリット
論文『権力、競争力、助言の聞き入れ-権力者はなぜ助言を聞かないのか』によると、権力意識を持たせた人ほど、初心者だけでなく専門家の意見も無視するようになるということが分かっています。 つまり、自信がないことで、他人の助言に耳を傾けるようになり、その結果いろんな意見を比較検討できるので、知力も高まることに繋がりなります。
さらに、ネガティブな感情は学習意欲や成長意欲を生むことも分かっています。 例えば、『どこが間違っていたのか教えて』と題する研究では、人が専門家を目指す途中である変化が訪れることが示されてます。 その変化とは、初心者はまだ得意でないことに取り組み続けなければならないので、肯定的なフィードバックを求めるが、熟達するにつれて腕を上げるために、否定的なフィードバックを求めるというものです。
つまり、何かを学び続けて知識を深めてスキルを高めようと思った時には、ネガティブなフィードバックを受け入れる必要があるのです。その意見に耳を傾けることができるのが、自信が少ない人なのです。
まとめると、自信が少ない人のメリットは、色んな人の意見に耳を傾けられること、そしてネガティブなフィードバックを受け入れられることで、どちらも成長には欠かせない要素です。
自信が少ないことの活かし方
私のような自信が少なめの方は、コツコツ続けてスキルと知識を深めることが成功ルートです。
しかし、その手に入れた技能を実行する必要があり、これにはちょっとの自信が必要です。ですので、自信が少ない人が少し自信が持てるようになる【セルフ・コンパッション】をご紹介させてください。
セルフコンパッションとは、一言でいうと”自分自身への思いやり”を持つことです。何かでミスをしたときに「なんでこんなこともできないんだ...」と思ってしまいませんか?これは自分自身を敵にしている状態で、自信を持つことは難しいですし、新しく何かにチャレンジしようという気持ちもなかなか湧いてきません。
そこで自分自身に思いやりを持つことで、自分で自分の背中を押してあげることができるのです。 具体的には3つの要素から成り立っています。
①自分へのやさしさ
自分を批判するのではなく、ありのままの自分を無条件に受け入れるます。
②共通の人間性
これは、人間だれしも良いところがあり、悪いところもありながら成長を続けていくという感覚を持つことです。どんなに完璧に見えるような人も、実は完璧でなかったりするものです。自分に完璧を求めるのではなく、自分も人間なんだという感覚を持ってください。
③マインドフルネス
これはその瞬間瞬間の経験に気が付くことです。例えば、「自分は今不安を感じているな...」のようなことです。これに対して何か評価をしたり、その気持ちを静めようとするのでなく、ただそう感じている自分を知ります。 これは、目の前のできないことや自信が持てないことに直面した時に、その状況に向き合わなければならないときに有効です。
自分の感情を評価してしまうと、向き合うことが難しくなってしまうのです。
私が個人的に実践していることは、自分自身と親友のように接するようにしています。何か大きな失敗をしたときに、以前は「こんなんだから、自分はダメなんだ」と考えてしまっていました。
ですが、失敗した親友を見て、そんな言葉をかけますか?私でしたら「大丈夫。〇〇ならきっと次はうまくいくよ」と伝えると思います。親友には掛けられる優しい言葉も、自分自身にはとてもきついことを言えてしまうのです。
なので私は、自分自身に親友のような言葉をかけて、次のチャレンジの背中を押すようにしています
✓自信が持てない...
✓こんな自分で良いのか...
という方、【知識を高めてスキルを深める】×【セルフコンパッション】を試してみてください!
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