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《こんな方におすすめ!》
✓自分の言いたいことがうまく伝わらずにトラブルになる
✓相手の心ない言葉に傷つくことがある
✓もっと円滑なコミュニケーションをとれるようになりたい
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「自分の言いたいこととは違う印象で相手に伝わってしまっている」
「自分をわかってもらえてない」
「なぜあの人はあんなことを言うんだろう」
職場でも家庭でも、友達同士の人間関係でも、こんなことを感じたことはないでしょうか。
どんな生活をしていようと、避けられないのが人間関係です。 しかし、その中でよく発生するこの状況を、出来ればうまく切り抜けて、良い人間関係を築きたいものです。
良い人間関係は、生きていくうえで重要で、 例えば職場に腹を割って話せる友達が3人以上いると、幸福度が7倍になる、という調査結果もあるぐらいです。
今回は、このような「わかってもらえてない...」と感じる状況が起きてしまう原因を解説し、どうすれば防げるのかご紹介します。
皆、同じように考えているものだと思い込む
私たちは他人を理解するときに、ある思い込みを無意識に使うようです。それは、「他の人も自分と同じように考えたり、感じたりするはずだ」という思い込みです。
本来、他人の考え方や感じ方を知ることは簡単ではありません。相手の言葉や行動からヒントを探し、その時の状況を注意深く考慮して、自分自身の視点を一旦おいて、相手の視点に立ってみる。とても手間がかかります。
そこで、私たちはこの作業を簡単にするために、無意識に他の人も自分と同じように感じているはずだと思い込もうとします。
こういう傾向は、偽の合意効果と呼ばれ、身の回りでよく起こっています。例えば、楽観的な人は、みんな楽観的に考える、と感じる傾向が強いです。愛犬家の人は、周りのみんなも犬が好き、と感じる傾向があります。
このように、私たちは、周りの人は自分と似た考えを持っているはずだ、思っています。さらに言うと、私たちは、他人の行動をよく観察せずに、無意識に判断することがあるということです。
そのため、「このくらい言えば伝わるだろう」と思い、丁寧なコミュニケーションを疎かにしてしまったり、 「良いことをした」と思っていても受け取る側にとっては、不快に感じてしまうことがあるのです。
人間的な温かみ
それでは、このような状況をどうやって防げば良いのでしょう。
それは、「自分は相手にとって敵ではない」ことを感じてもらうことです。これが伝われば、自分の発信する言葉を、相手がネガティブにとらえることが少なくなり、トラブルを防ぐげます。
しかし、言うは易し、行うは難し。相手に敵ではないことを伝える良い方法は、「特に必要ではないことに謝罪をする」ことです。
つまり、全く自分のせいじゃないことに対して謝るのです。これに関する興味深い実験があります。
ハーバード・ビジネススクールの研究者が行った実験です。
実験に協力した男子学生が、雨の日に大きな駅で、通りかかった人65人に「携帯電話を貸してほしい」と頼みました。
そのうち半数には普通にお願いをしました。
もう半数には、「特に必要ではない謝罪」を使いました。具体的には、「あいにくの雨ですね...。携帯電話を貸していただけないでしょうか」と伝えました。
結果、普通に伝えた場合は、たったの9%の人しか貸してもらえなかったのですが、謝罪をした場合は47%の人が貸してくれました。
つまり、その人を信頼し、携帯電話を貸しても問題ない、と判断してくれたことになります。
確かに必要でない場面で謝ることは、自分の弱みを見せることにならないか、という考えもあると思います。ただ、信頼関係を築くためには一役買い、そこから人間関係を円滑に築くことができます。
✓自分の言いたいことがうまく伝わらずにトラブルになる
✓相手の心ない言葉に傷つくことがある
✓もっと円滑なコミュニケーションをとれるようになりたい
という方、 自分の言いたいことを正確に伝えるために、ぜひ試してみてください!
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