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《こんな人におすすめ》
✓生活が息苦しい
✓もっと自分らしく生きたい!
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(※今回の記事を音声で楽しみたい方はこちらの”#15”を↓)
今の仕事、心から自分らしく働けていますか?
という質問、今の頭の中にはどんなイメージが浮かび上がったでしょう。おそらくポジティブなイメージを持たれた方は少ないのではないでしょうか。
というのも、アメリカにあるVIA性格研究所の研究者で心理学者のロバート・E・マクグラス博士によると、人の特徴は24に分類されて、一人ひとりのパターンは6千垓(600,000,000,000,000,000,000,000)もあるそうです。なんだかよくわからない数字ですし世界の人口以上に性格のパターンがありますが、それくらい人はそれぞれたくさんの個性を持っているということです。
それなのに、会社の営業効率を上げるためにみんな一緒の空間に入れられたら、それは息苦しいのは当たり前です。
そこで今回は、そんな息苦しさから抜け出すために、あなただけの強みの見つけ方と、その強みを仕事などに結び付けるために、どう育てればよいのかについて調べてみましたので、ご紹介させてください。
自分の強みを活かした仕事はパフォーマンスと幸福度を上げる
自分に合った仕事はパフォーマンスを上げることが分かっています。 例えばコロンビア大学で行われた、パーソナリティと仕事のパフォーマンスの関連を調査した研究があります。
内容は、被験者にパーソナリティのチェックを行い、その後2つのグループに分けて簡単な仕事をしてもらいました。
1つ目のグループはパーソナリティにマッチした仕事を、2つ目のグループではマッチしていない仕事が与えられました。
その結果、パーソナリティにマッチした仕事を行ったグループの方が、50%もパフォーマンスが高かったことが分かりました。
また、日本の愛知学院大学の295名の学生アルバイトを対象にした調査でも、パーソナリティと仕事の満足度や仕事への取り組み方を予測できることが分かりました。
このように、自分の性格や強みを仕事に活かすことで、パフォーマンスが向上し、さらに仕事への満足度も上がるのです。そのためにも、まずは自分の強みを理解する必要があります。
強みの見つけ方
先ほどのVIA研究では、人間には24の基本的な性格の強みがあることを示しています。 また、ここでいう強みとは「個性を作り上げるのに欠かせないもので、他人や社会全体から評価されるもの」としています。例えば、周りの人から褒められたり、尊敬されたり、そんな一面のことです。 具体的には大きく6つの分類に分かれます。
①知識を集めて活用する【知恵】
②自分の意志で逆境に立ち向かう【勇気】
③1対1の人間関係に役立つ【人間性】
④社会や集団を率いる【正義】
⑤習慣を制御し、自分を律する【節制】
⑥芸術や音楽に役立つ【超越性】
この大きな分類からさらに細かく分かれて、合計で24つとなります。
これまでの生活を振り返ってみて、それぞれで褒められたことはありませんか?そうすることで自分の強みを見つけることができます。
また、こちらのURLから無料で性格テストが受けられますので、興味のある方はぜひやってみてください。
(英語で出てきた場合には、左上のLanguageと書いてあるボタンを押して日本語に変更できます)
強みの分類を知る、自分の生活を振り返る、テストを活用してみることで強みを見つけられるでしょう。
強みの育て方
強みを理解した後は、その強みを活用することで少しずつ育てていくことができます。では、活用するためにはどうすれば良いのかということですが、これは積極的に周りの人の困りごとを強みを使って解決していくことです。
例えば、強みが知恵であれば誰かの代わりにリサーチをすることなどがあげられます。
とは言っても、なかなか行動に移せなかったりする場合もあると思います。そこで、実行率が300%高まる計画術についてご紹介させてください。
その計画術は、心理学で効果が実証された「if-thenプランニング」です。「if-then」とは「もしこうなったら、こうする」という意味で、事前に「いつ」、「何を」やるか、をはっきりと決めておく、ということです。例えば、「16時になったら、椅子に座り本をを読む」と決めておく計画法です。
これを実証したのは、ペンシルバニア大学のアンジェラ•ダックワース教授による実験です。その実験とは、「運動を習慣化したい」という目標を持つ人が被験者となり、半分の被験者がこの「if-thenプランニング」を行いました。
具体的には、以下のように目標と計画を立てました。
①(if)もし、月曜日•水曜日•金曜日になったら、
②(then)仕事の前に1時間ジムで汗を流す
残りの被験者には、if-thenプランニングのテクニックを伝えずに普通に目標設定をしてもらいました。その結果、数週間後、if-thenプランニングをした被験者の91%が運動を習慣化することに成功しました。それに対して、普通に目標設定をした被験者は31%に留まりました。
まとめますと、【他の人の困りごとを強みを使って解決する方法を考える】、【その方法をif-thenプランニングすることで、実行確率を上げる】ことで強みを育てることができます。
✓生活が息苦しい
✓もっと自分らしく生きたい!
という方、ぜひ試してみてください。
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