良い人間関係となる人の見分け方と関係維持の方法


「人間関係」という言葉について、ネット検索で同時に入力されている言葉を調べると「ストレス」「リセット」といったネガティブな言葉が出てきます。


人間関係に対して、過去の経験などから、ネガティブな印象を持っていて、人付き合いが億劫になっている方、いるのではないでしょうか。


実はこの人間関係ですが、そのメリットも大きいです。

・3人以上の友達がいるだけで、人生の満足度が96%も上昇する

・良い人脈は、仕事のモチベーションを700%アップさせる

・孤独だった人の人間関係が充実すると、寿命が延びる

こんなことも報告されているそうです。


とは言っても、どうすれば良い人間関係を築けるのでしょうか。


今回は、良い人間関係となる人の見分け方と関係維持の方法についてご紹介したいと思います。 


後々、良い関係が続く人かどうかを見極める方法は、”直感を信じる”ことです。


これを証明したのは、イスラエルの大学の研究で、スクリーンの右と左に2つの数字が素早く連続して表示されます。そのうえで、被験者は「右と左では、どちらの方が平均値が高かったでしょうか」と質問される、という実験で、表示のスピードは速く、被験者は数を記憶したり、計算することはできません。


結果は、同じ実験を6セット行った時の正答率は65%、24セットやった時の正答率は90%でした。


数字の計算と人間の相性は、一見、関係がなさそうですが、このように、意識的•論理的に考えても無理なことに対しては、深く考えることよりも、直感的に判断することで正しい選択ができる、ということが報告されています。


確かに、人間関係において、「何か合わなそうだな」とか、一緒に過ごしていて「何か好きになれないな」と感じる人よりも、 「何となく素敵だな!」とか、「一緒にいると何となく元気出るな!」と感じる人と過ごす時間を多くした方が、お互いに良い時間を過ごせそうですね。


続いて関係維持の方法ですが、”growth mindset(しなやかマインドセット)”と呼ばれる考え方があります。人は自分の性格や能力に対する見方を2つ持っているそうで、


ひとつは、硬直マインドセット(fixed mindset)と呼ばれる考え方で、自分の知能も人間的資質も、固定的で変わらないと感じている人。


もうひとつは、しなやかマインドセット(growth mindset)と呼ばれる考え方で、知能の資質も自分の努力次第で伸ばすことができるという考え方。


仕事や勉強、人間関係など様々な状況で、この2つの異なる考え方が、それぞれ行動影響を与えるのですが、


硬直マインドセットの人は、人間関係で「言わなくてもわかるはず」「同じ考えのはず」と考えます。これでは、どんな人付き合いも短期的になってしまうそう...


しなやかマインドセットの人は、お互いの性格は変化するものと考えているので、「お互いの考えを伝えたうえで、異なる点をはっきりさせ、解決していく」のだそう。


スタンフォード大学教授、キャロル・S・ドゥエックの著、『マインドセット「やればできる! 」の研究』での言葉、


「人間関係は、育む努力をしないかぎり、ダメになる一方で、決して良くなったりはしない」


とても深い言葉ですね。


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